当店について
店名は富岡製糸場のフランス人技術指導者ポール・ブリュナの出身地「ドローム県」から名付けました。
CAFÉ DRÔME
カフェドロームの紹介
店名は富岡製糸場のフランス人技術指導者ポール・ブリュナの出身地「ドローム県」から名付けました。
カフェドロームは富岡製糸場操業の明治初期に建築された古民家を改装したカフェです。
当時は12軒つづきの長屋で(現在は7軒)製糸場関係者も利用したといわれています。
当時の面影
開店準備にフランスのドローム県にあるポール・ブリュナが生まれた村、Bourg de Peage(ブルグ・ド・ペアージュ村)や、絹産業が盛んなリヨンまで足を運びアンティークの小物類や、陶器類、シルクスカーフなどを買い付け、当時の面影が伝わるようにお店作りをしてきました。
150年以上の歴史
2階席は古民家ならではの土壁、ハリが当時のまま残されており富岡製糸場の昔の写真、富岡の古い町並みの写真を数点展示しております。150年以上の歴史をみなさまそれぞれ感じとってください。
実際に使われてた
別棟のシルクスカーフ展示販売コーナーには、当時のフランスの製糸工場と、そこで働く工女さんの 写真が入ったポストカードや、ブリュナが生まれた村のポストカード、リヨンの町の地図など展示しております。ポストカードには消印が押してあり、実際にフランスで使われ、出回っていたものです。
空間、歴史を味わう
当店はここでしか体験できないこと、味わえないもの、観れないものなどにこだわっています。
お客様にせっかく足を運んでいただくのですから、日常を忘れ、この空間、歴史を味わいながらおいしいコーヒーで寛いでいただきたいと心から思っております。
各フロア紹介
外観
オープンカフェ ※夏、冬は扉が閉まっていますが、お気軽にお入りください。
1階
コーヒーのいい香りが漂うレトロな雰囲気でゆっくりお寛ぎください。
1階
2階
当時のまま残された土壁、ハリがご覧になれます。
中庭
天気の良い日は、中庭のテラス席でもお召し上がりいただ
けます。
中庭
スペシャルティコーヒーについて
当店でご提供するコーヒーはすべてスペシャルティコーヒーです!
農園からの直輸入にこだわる信頼のおける焙煎屋から仕入れています。
コーヒーの種子からカップに至るまでの総ての段階において品質管理を徹底して取引された安心できるコーヒー豆を取り扱っております。
さらに、焙煎日に発送するシステムにより同じ高品質の豆でも極めて薫り高い瞬間にコーヒーを仕入れることが出来るようになりました。
当店に届いてからも正しい抽出技術でコーヒー豆の美味しさを最大限に引き出します。
それには日々勉強と、真面目に向き合うことが必要不可欠になります。
カフェドロームは毎日味覚チェックシートで味と品質の確認を行っております。
お客様に安心できるおいしいコーヒーをご提供いたします。
原材料、地元素材のこだわり
群馬県には昔から味噌と小麦粉にかかわる独特の食文化があります。
みそパン、焼きまんじゅう、みそおでん、おきりこみなど。
かつて群馬県は畑作業と養蚕の時期が重なり多忙を極める地域であったため、 保存食の必要が高かったようです。
このため麦畑の間に大豆を作り、これを原料とした味噌などを仕込んでいました。
そこで当店ではそこに着目し、富岡の味噌と小麦粉を使ったスイーツを考えました。
小麦粉
群馬県産の小麦粉
卵
榛名山麓育ちのエサにこだわった臭みのない卵
味噌
店長の手作り味噌
シルクタンパク
富岡産の繭から抽出したシルクタンパク液
シルクシフォンケーキ
群馬県富岡産の繭から抽出したシルクタンパク液を生地に練り込み丁寧に焼き上げました。
シルクタンパク液を入れることにより、さらにしっとりふわふわな食感が味わえる一品です。
その名の通りシルクのような柔らかさ、繊細さをぜひご賞味ください。
味噌シフォンケーキ
店長手作りの味噌を練り込み丁寧に焼き上げました。
味噌の香りが香ばしく、しっとりと素朴な味わいがケーキの甘さと絶妙に合う美味しさです。
桑の葉シフォンケーキ
群馬県富岡産の桑の葉を生地に練り込み丁寧に焼き上げました。
抹茶とはひと味ちがう和スイーツとして日本茶からコーヒーまで幅広く相性のいい一品です。
また桑の葉には糖分の吸収をあ働きがあると言われています。
プリンそこがみそ
とろーりなめらかなプリンの底には富岡産の味噌を使用した特製のカラメルソースを敷いています。
卵料理と味噌が合うように、動物性たんぱく質(卵、生クリーム、牛乳)と、植物性酵母(味噌)はとても相性のよい素材です。
富岡シルクプロジェクト
当店ではシフォンケーキにシルクタンパク液を使用しております。シルクタンパク配合の食品をお客様が食して頂くことで、日本の農業が元気になる。そんな思いを込めたプロジェクトです。
- 養蚕農家の繭
- 富岡市購入
- 加工
- 各店舗に
- お客様
富岡シルクタンパク研究会
シルクタンパク質とは
シルクの主成分であるフィブロインという成分を抽出したものです。従来の加水分解シルク(シルクアミノ酸、シルクペプチド)と言われているものとは全く異なり、水溶性・タンパク質(高分子)無味無臭であるということが特徴です。無味無臭であるため、食品に配合しても食品本来の風味を壊しません。また、食品に配合すると食品本来の旨味を引き出し、食感を高めることが出来ます。また、シルクタンパク質は難消化性であるため、メタボ対策としても大変注目されている新素材です。
食感を美味しく
シルクタンパク質を食品に配合すると様々な食感変化が起きます。
スポンジケーキなどでは従来品に比べ、よりふん わりと焼きあがり、しっとり感が増すうえに時間が経っても柔らかさが維持される事が物性試験により確認されました。
食感変化の事例
- うどんではツルツル感が増し、コシが強くなり、艶が出る
- せんべいなどはふっくらと焼き上がり、食感が軽くなる
- 豆腐では甘みが増し、とろける様な食感になる
イメージだけのシルクではなく、本物のシルクを配合するこ とで実現した食感をお楽しみください。
原料へのこだわり
原料には、東京農大 長島研究室から生まれたベンチャー企業【松田養蚕場 】で製造された世界初の液状シルクタンパク質を使用しております。防腐剤・保存料など一切使用していないので、そのまま飲めるほど安全な原料です。
また、シルクタンパク質の原料となる繭は、富岡市内の養蚕農家にて作られた希少な上州富岡産繭を使用しております。安価な輸入品、養蚕農家の高齢化・後継者不足など様々な理由により衰退している日本の養蚕業の復興に少しでもお役に 立てれば幸いです。
シルクタンパク配合の食品をお客様が食して頂くことで、日本の農業が元気になる。そんな思いを込めたプロジェクトです。
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